実は…面接官が見ているポイント【エアライン採用面接 真のハードル】
CA面接の真のハードル！実は面接官が見ているポイントとは？
こんにちは、スカイアカデミーのかなです。CA（客室乗務員）を目指している方なら、必ず一度はこう思ったことがあるはずです。
- 「CAになるために必要な要素って何だろう？」
- 「どうしたら面接を通過できるんだろう？」
- 「特技も何もないけれど、私なんかがCAになれるんだろうか？」
こうした不安を抱える皆さんに、今回はエアライン受験の真のハードルについてお伝えします。
このポイントを押さえれば、次の面接で自信を持って挑むことができ、合格の可能性がグッと高まります。
CAに必要な要素とは？
多くの人がCAになるために必要なスキルとしてまず思い浮かべるのは、「英語力」「接客力」「コミュニケーション能力」でしょう。航空会社の顔としてお客様を迎えるわけですから、これらの能力は確かに重要です。
特に外資系エアラインを目指す方であれば、これらの基礎能力を持っていることが前提になります。しかし、実際のところ、面接官が求めているのはそれだけではありません。
面接を経験したことある方であれば、CAの採用面接独特の雰囲気に圧倒された経験がある方も多いのではないでしょうか？
- グループディスカッションで周りの英語力が高すぎて緊張してしまう。
- 学歴や経歴が他の受験生と比べて劣っている気がして自信がなくなる。
- 試験会場にいる全員が「CAっぽくて美人」に見えて、自分には無理だと感じてしまう。
実際に、私も受験生時代にこうした状況に直面しました。周りの受験生が自分より優れて見えてしまい、一人で落ち込んでしまったことが何度もあります。
しかし、その時の自分は、面接官が本当に見ているポイントを理解していなかったのです。
面接官が注目している点と、自分が思い描くCA像には大きなズレがありました。もしこのズレを理解せずに受験を続けていたら、CAになる夢は諦めていたかもしれません。
面接官が見ている真のポイント
では、面接官が実際に見ているポイントとは何でしょうか？ その答えは、意外にもシンプルです。
面接官が注目しているのは、「その受験生がCAとして働く姿を具体的に想像できるかどうか」です。
例えば、「この人が制服を着て、機内でお客様にサービスを提供している姿をイメージできるか」が非常に重要です。外資系エアラインは、それぞれの会社が独自のカラーや雰囲気を持っており、その会社のCAとして活躍できるかどうかが採用基準の一つになっています。ですから、その会社の制服を着て働いている自分の姿を、面接官に想像してもらうことが最も重要なポイントです。
面接官に「CA姿」を想像してもらうための2つのポイント
CAとしての姿を想像してもらうためには、まず2つの重要なポイントを意識しましょう。
1. 見た目を整える
まず、すぐに改善できることは「見た目」です。これは誰でもすぐに対策できる要素です。
例えば、次のような点に注意していますか？
- 中東エアラインの華やかな制服に似合うしっかりとしたメイクができているか？
- 髪の毛が整っていて、清潔感があるか？
- 靴やスーツがフィットしており、皺や汚れがないか？
- ストッキングが伝線していないか？
人は、たった3秒で第一印象が決まると言われています。つまり、面接官が最初に受ける印象が、そのまま合否に大きく影響を与えるのです。しっかりとした身だしなみで「この人はうちのCAとしてふさわしい」と思ってもらえるように、グルーミングを徹底しましょう。
もし自分でのヘアメイクに自信がない方は、サロンでプロに依頼することも一つの手です。6000円ほどで、ヘアセットとメイクを完璧に仕上げてもらえます。
2. 素直さを持つ
2つ目に大切な要素は、「素直さ」です。
面接では、時に経歴を盛ったり、話を大げさにしてしまう人がいます。例えば、「留学期間を長く伝える」「実際には経験していないリーダーシップを語る」などです。しかし、面接官はプロフェッショナルです。過去に多くの受験生を見てきており、無理をしていることや嘘はすぐに見抜かれてしまいます。
面接官は、CAにとって「素直さ」が非常に大切だと考えています。実際にCAとして働く際も、機内でのトラブルやミスを隠そうとせず、素直に報告する姿勢が求められます。
例えば、機内で自分の担当エリアにいるお客さまが何か見たことのない電子機器を使用していたとしましょう。これが機内に持ち込めるものなのか、航行中に使用できるものなのか、自分では判断できない場合、「多分大丈夫だろう」と自己判断してしまうことがあるかもしれません。しかし、もしその機器が機内に持ち込むことができないものであった場合、安全運航を脅かす危険性がありますよね。
また、何かミスをしてしまい、お客さまにご迷惑をかけてしまった場合、「怒られたくないから他のクルーには黙っておこう」として、報告を怠ってしまうと、お客さまの不満がさらに大きくなることもあります。
こういったケースでは、素直に「わかりません」と伝えたり、「お客さまにご迷惑をおかけしてしまいました」と正直に報告していたら、大事には至らなかったかもしれません。だからこそ、「素直さ」は面接官が非常に重視するポイントです。
これは面接でも同様です。もし質問が理解できなかった場合、勘で答えるのではなく、「〇〇ということですか？」や「もう一度お願いします」と、きちんと確認することが大切です。わからないことをわからないと伝える素直さが、面接官にとっては信頼感につながります。
CA面接に合格するためには？
これまでの話をまとめると、CA面接に合格するために必要なのは、見た目を整えることと素直さを持つことです。
面接官に「この人がうちのCAとして働く姿を想像できる」と思わせるためには、まずは外見から入ることが重要です。ですが、それだけではなく、素直で誠実な自分をアピールすることが、最終的な合格を引き寄せます。
最後に：自分を信じて夢を掴もう！
ここまで読んでくださった皆さんは、きっと本気でCAを目指していることでしょう。面接のたびに落ち込むことがあるかもしれません。周りの受験生が優れて見えて、どうしても自信を失ってしまうこともあるでしょう。
でも、そこで諦めてはいけません。面接官が見ているのは、あなたの英語力や学歴だけではありません。彼らが本当に求めているのは、その会社のCAとして活躍できるかどうかです。自分を偽らず、等身大の自分で面接に挑みましょう。
私自身も、面接で自信を持つことができずに悩んでいました。しかし、面接官が何を求めているのかを理解し、素直な自分を見せるようにしてから、面接の通過率が格段に上がりました。そして、日系2社と中東2社から内定をいただき、今は世界中をフライトしています。
夢を掴むためには、努力を惜しまず、自分を信じ続けることが大切です。世界中の景色を自分の目で見て、多国籍の仲間と一緒に働く楽しさを味わうために、諦めずに挑戦し続けてください。
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