エミレーツ航空 日本採用【完全攻略ガイド】

エミレーツ航空 日本採用プロセス完全攻略ガイド【2024年最新版】
エミレーツ航空を目指すあなたへ
外資系キャビンクルー(CA)を目指す方の中でも人気の高いエミレーツ航空。
意外と、採用プロセスを知らない方もいるかと思います。
今回は採用プロセスの解説と、それぞれのフェーズにおける合格率を上げるために、意識するべきポイントを解説します。
1. エミレーツ航空 日本採用プロセスの全体像
エミレーツの日本採用プロセスは、大きく2つのステップに分かれています。
ステップ1: イニシャルスクリーニング
- 開催: エアリッジ
- 内容: 書類選考と英語力チェック・基本的な質疑応答
ここでは、英語でのコミュニケーション能力や基本的なスキルが評価されます。
ステップ2: アセスメントデー
- 開催: エミレーツリクルーター
- 内容: グループディスカッションや最終面接を含む最終選考
採用の合否を左右する重要な段階です。
2. イニシャルスクリーニングの詳細と対策
内容
- 書類選考
倍率5%以下と言われる、人気のあるエミレーツ航空の採用では、書類選考の突破も受験者にとって壁となります。TOEIC 900点を保有している英語力が高い人でも書類が通らないことがあります。
TOEICのスコアは700点前後欲しいところですが、逆に言えば、それだけで評価されていないので、英語に少し自信がない方でもチャンスがあるので、チャレンジする価値はあると思います。
自分がアピールしたいポイントをわかりやすく簡潔に書くようにしましょう。
- 英語の質疑応答
英語での簡単な質問に答えます。
例:- How did you come here today?
- Do you have any customer service experience?
- リード&サマリー
5~6行の短い英文を読み、要約や感想を述べます。
出題例:- ドバイ観光情報
- スカイダイビング
- 機内食のアレルギー対応
対策ポイント
- 会話を広げる練習をする
簡単な質問に対し単語だけで終わらせず、エピソードを加えたり会話を広げるようにしましょう。- 質問: How did you come here today?
- 良くない回答例: I took a train from Osaka.
- ドバイ関連の情報について調べて基礎的な知識は覚えておく
ドバイに関するライフスタイルや文化、観光地について聞かれることもあるので、情報を知っておくと回答しやすくなります。
- リード&サマリーの訓練
音読して要約する練習を習慣化。繰り返し練習することで、スムーズにできるようになります。
3. アセスメントデーの内容と対策
内容
- 会社説明
- エミレーツ航空の理念や福利厚生、ドバイ生活についてのプレゼンテーション。
- グループディスカッション
- 小グループ(3~5人): 簡単なテーマについての議論。
- 大グループ(8~10人): シチュエーション問題への議論を通じて、協調性や問題解決能力を評価。
- グルーミングチェック
- 身長: 160cm以上
- アームリーチ: 212cm
- タトゥー: 制服で隠れる部位であれば許容される
- 傷: 必ず申告する必要あり
- 最終面接
- 質問数は2~6問と面接官により異なる。
- 例: Why did you choose Emirates? / Tell me about your customer service experience.
対策ポイント
- 会社説明では慎重に行動
- 必要以上に目立とうとせず、落ち着いてニコニコとアイコンタクトを意識することが大切です。
実際に2024年秋の採用に参加をした方の報告でも、この場面で質問していた人が通過しなかった傾向もあったようです。
質問したから通らないということはありませんが、特にこの場面でアピールする必要はないです。
- 必要以上に目立とうとせず、落ち着いてニコニコとアイコンタクトを意識することが大切です。
- グループディスカッション
- 接客力や協調性をアピールする発言を意識しましょう。
他の参加者の意見を尊重しつつ、自分の意見をしっかり述べる練習をしましょう。
良い回答をすることよりも、チームとして時間通りにスムーズに進めることができるかに意識を持つと、面接官に良い印象を残すことができます。
- 接客力や協調性をアピールする発言を意識しましょう。
- 最終面接での回答の質を高める
- 自分の経験をもとに、具体的なエピソードを盛り込んだ回答を準備しましょう。
私が受験した時もそうでしたが、最終面接は、あと少し!と緊張するかと思います。
回答に必死になりすぎずに笑顔で楽しく話すことを忘れずに!
- 自分の経験をもとに、具体的なエピソードを盛り込んだ回答を準備しましょう。
私の経験や生徒さんの声でも、「面接を楽しむことができた!」という人から合格する傾向があります。たくさん練習や準備をして、当日は「準備は誰よりもやってきたから、今日は楽しもう!」と思えるようにしてみてください!
面談で使える「自己PRの極意」
多くの人が受験するエミレーツ航空の採用では、いかに印象を残せるかが重要となります。
面接で必須となる自己PRについては、他の記事でコツやポイントを書いていますので、参考にしてみてください。
私は今まで50名以上の生徒さんに教えてきましたが、自己PRはちょっとした工夫とアイデアで皆さん格段に良くなります。
その結果、合格率も約95%となっていますので、皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
4. 採用選考の持ち物リスト
採用面接における持ち物はとても重要です。何か忘れたり想定外のトラブルで服が汚れてしまっては、せっかく努力して準備してきたのに残念です。
面接当日の持ち物についてまとめている記事があるので、良かったら参考にしてみてください。
5. まとめ
エミレーツ航空の日本採用における、採用プロセスはエアリッジとエミレーツリクルーターによる選考の2段階になります。
それぞれの採用フェーズで意識するべきことや、評価されるポイントは異なります。
採用プロセスを理解した上で、正しい準備と努力をしましょう!
倍率がとても高いエミレーツ航空の採用ですが、しっかりと対策をして諦めなければ、合格するチャンスはあります。
英語力だけではなく、協調性や接客力、グルーミングといった総合評価で判断されるので、自分が何を対策して良いかわからないということは、公式LINEから相談してくださいね!
あなたの成功を応援しています🌸