エミレーツ・カタール・エティハドのCA採用を徹底比較【初心者必見】
こんにちは、スカイアカデミーのかなです。今日は、CA(客室乗務員)を目指す皆さんが知っておくべき「エミレーツ航空」「カタール航空」「エティハド航空」という中東の大手3社の採用プロセスを徹底比較し、面接準備に役立つ情報をお届けします。この3社は外資系エアラインとして非常に人気が高く、競争も激しいため、正しい知識を持って準備を進めることが大切です。
外資系航空会社は、帰国子女や特別なエリートしか受からないと思い込んでいませんか?実は、普通の人でもしっかりとした準備と努力があれば合格できるチャンスは十分にあります。特に中東系航空会社では、採用の基準が幅広いため、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちが働いています。
私自身もCAを目指していた頃は、情報が少なくエアラインスクールを利用して準備を進めましたが、今ではインターネットで多くの情報を得ることができます。
今回は、やはりCAを目指す人によって重要な「最新の採用過程」について、特に3社の違いをわかりやすく解説します。
実は私自身も過去に採用情報どころか航空業界の知識がなかったので、自分ひとりで準備を進めて受験するなんてことは不可能でした。ぜひ参考にしてみてください!
※2024年5月時点の情報になるため、最新の採用面接については変更がある場合もございます。公式LINEからご質問いただくか、各社HPで公式の情報を必ずチェックしてください。
採用過程を知る重要性
エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空の採用プロセスは、会社ごとに異なります。それぞれの採用過程を理解しないまま面接に挑むと、不意のミスや対策不足で不合格になってしまう可能性があります。特に中東の航空会社では、一度落ちると次の面接まで6ヶ月待たなければならない「6ヶ月ルール」が適用される場合もあります。そのため、第一志望だけに絞るリスクを避け、複数社の情報を元にしっかりと対策を立てることが必要です。
この比較記事を読んでいただければ、3社すべての採用過程に精通し、準備万全で面接に臨むことができるようになります。それでは、各社の採用プロセスについて詳しく見ていきましょう。
エミレーツ航空
ステップ1:アプリケーションフォーム&CVの事前登録
まず、エミレーツ航空に応募するためには、アプリケーションフォームと履歴書(CV)を公式のキャリアページで事前に登録する必要があります。日本での採用の場合は、エミレーツ航空の求人掲示板を確認するか、オンラインでエミレーツの公式キャリアページにアクセスして応募します。
日本採用の場合、指定された形式で履歴書(CV)を作成し、提出期限内に提出することが求められます。オープンデー形式の応募でも、事前に公式サイトでアプリケーション登録を完了しておくと、後のプロセスがスムーズに進行します。
特に海外エアラインの応募は、書類作成が重要な第一関門です。英語力をしっかり反映したCVを作成し、エミレーツ航空の求めるスキルや特性をアピールできる内容に仕上げることが大切です。
ステップ2:イニシャルスクリーニング(日本のみ)
日本での採用プロセスにおいては、次に「イニシャルスクリーニング」が行われます。エミレーツ航空の面接には、エアラインスクールを通じて応募することも可能です。このスクリーンプロセスでは、以下のチェックが実施されます:
- 英会話チェック
- アームリーチと身長チェック
- 個人面接
- read and summary
このプロセスが終了すると、3~5日以内に合否がメールで通知されます。
ステップ3:エミレーツ採用アセスメントデー(オープンデーはここからスタート)
イニシャルスクリーニングを通過した応募者は、約1ー2週間後に「エミレーツ採用アセスメントデー」に招待されます。オープンデー形式での応募の場合、ここから採用プロセスがスタートします。アセスメントデーでは、以下のような流れで進行します。
イントロダクション(会社説明)
グループディスカッション 1 →結果発表
アームリーチとタトゥーチェック
グループディスカッション 2 →結果発表
オンライン英語テスト
結果発表は後日、直接ドバイから電話が来ます!
カタール航空
カタール航空は、5つ星エアラインとして有名で、世界中で高い評価を受けています。採用プロセスも非常に厳格で、次のステップに分かれています。
ステップ1:アプリケーションフォーム
カタール航空の公式ページから事前にアプリケーションを登録します。以前は必須でしたが、ウォークインになって先にしてもあとでしてもOKになりました。履歴書や写真を準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。
ステップ2:Day 1 アセスメント/CV drop
カタール航空の面接は通常3日間にわたり行われます。最初の1日目は、オープンデー形式で誰でも参加できる「CVドロップ」からスタートします。参加者は履歴書を提出し、その日のうちに合否の連絡を受けます。
ステップ3:Day 2 アセスメント
2日目には、次のステップが行われます。
- 英語の筆記テスト
- アームリーチ&スキンチェック(傷や肌の状態を確認)
- トピックトークまたは個別質問 →結果発表で明日最終に参加する人のみ残る
合格者は3日目の最終面接に進むことができます。
ステップ4:Day 3 最終面接
最終面接は、世界一のカタール航空のプロフェッショナルとしての客室乗務員のポジションに適しているかどうかしっかりとチェックされています。
・書類チェック
・個人面接
後日、メールにて合格発表です
エティハド航空
エティハド航空は、UAEの国営航空会社であり、豪華でプロフェッショナルなサービスを提供することで知られています。他の中東エアラインと同様に、厳しい採用基準を設けています。
まず、エティハド航空は日本での採用と海外での採用が分かれて行われることがあるため、いつどこで面接が行われるかの情報が定期的に発表されるわけではありません。そのため、応募者は常に最新の情報を自分で取得し、就職活動に活用する必要があります。エティハド航空の公式採用ページや各種就職サイトで最新の情報をチェックすることが大切です。
ステップ1:オンラインアプリケーション申請
最初のステップは、エティハド航空の公式採用ページを通じてオンラインでアプリケーションを申請することです。ここでは、必要な書類をアップロードし、自分の情報を入力します。
- 履歴書
- カバーレター
- 写真:全身サイズの写真とパスポートサイズの写真をそれぞれ1枚ずつ
ステップ2:ビデオ面接
書類の確認ができた方から、ビデオ面接の案内が送られてきます。この面接は、指定されたオンラインプラットフォームを通じて行われ、自分でビデオ撮影を行い、その動画を提出する形となります。
ステップ3:バーチャルビデオ面接
・自己紹介
・ロールプレイ
・個人面接
・タトゥーチェック/身長確認
ステップ4:英語のテスト
バーチャルビデオ面接を通過すると、英語のテストの案内がきます。
ステップ5:最終ステップ(書類確認と合否通知)
最後に、すべてのプロセスを通過した応募者は、書類の最終確認が行われます。その後、エティハド航空の採用担当者から最終的な合否通知が送られます。
まとめ
エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空の3社は、中東エアラインの中でそれぞれ異なる採用基準を持っています。エミレーツ航空は、多様性とフレンドリーなサービスが特徴であり、カタール航空は5つ星の高いサービス基準を維持するため、厳しいプロセスを経ています。エティハド航空は、効率性とプロフェッショナルなサービスが求められています。
3社の違いを理解し、自分に合った航空会社を選ぶことが重要です。採用プロセスを把握した上で、しっかりと準備を進めることで、合格への道がぐっと開けるはずです。皆さんもぜひ、自分に合った航空会社を見つけ、万全の準備をして面接に挑んでください。
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