【AirAsia X】現役客室乗務員Rさん登壇|マレーシアベースの働き方・面接の流れ・グルーミングを座談会で徹底トーク
Sky AcademyのKanaです。
先日、スカイアカデミー主催でエアアジア(AirAsiaX)現役客室乗務員のRさんをゲストに迎え、エアアジアCA採用・外資系CAの働き方をテーマにしたオンライン座談会を開催しました。
今回は【有料開催】というクローズドな場だったからこそ、
- 採用面接のリアルな空気感
- 入社後のギャップ
- 実際のフライト・ライフスタイル
など、かなり踏み込んだお話をしていただきました。
本記事では、その内容をこれからCAを目指す方に向けて一部抜粋・要約してご紹介します。
※一部の重要ポイントについては、当日は深くお話しいただきましたが、ここでは簡潔なご紹介に留めています。
ゲスト紹介|エアアジア(AirAsiaX)現役CA Rさん|採用を突破したリアルな経歴
Rさんは、2025年8月にエアアジアXへ入社。 現在はマレーシア・クアラルンプールを拠点にフライトされており、 トレーニング・研修フライトを終え、ソロフライトを開始して約2ヶ月というタイミングでご登壇いただきました。
実はRさん、
- 新卒では一般企業(保険会社)に就職
- CAとは無縁の業界からのキャリアチェンジ という経歴の持ち主。
「だからこそ、受験中の気持ちは今でも鮮明に覚えています」
そんな言葉が印象的で、参加者の多くが強く共感していました。
入社のきっかけ・志望理由
小さな頃から興味はあったんですけど、コロナの名残とかで採用も少なくて。普通に保険会社に勤めました。コロナも落ち着いてきて、インスタで外資のCAさんが楽しそうな生活をシェアしてるのを見て、やっぱ楽しそうだなと思って転職を始めようと思ったのが去年の3月。
AirAsiaはオープンデイのタイミングがあったので受けて。
調べていくほど、他の航空会社ではないワイワイした雰囲気がいいなと思って、今も楽しんで働いています。
働き方:フライト時間・レイオーバー・就航地
月のフライト時間
月に90時間ぐらい飛んでいます。12月が90時間で、1月が全部で80時間。
スタンバイで呼ばれたりもするので増えることも。
レイオーバー頻度
先月は全部で7本飛んだんですけど、7本のうち6本はレイオーバーでした。
1本だけターンアラウンド(行って帰ってきて1日で終わる)の中国便。
行き先
羽田が多くて、他だと中国の西安、メルボルン。今月はパキスタン、その後関西、上海と羽田、次シドニー。
就航地
オーストラリアはメルボルンとシドニー。パキスタン、トルコ、インド、カザフスタン、韓国、中国(上海、北京。)
日本は千歳と羽田と関西国際空港。
レイオーバーの長さ
ショートステイが24時間。30時間とか48時間がロングステイ。
羽田や千歳はショートになりがち。ラッキーだと千歳で48時間。昔は羽田72時間があったって話も。
私は運よくロングステイ引き当てていて、西安と関西、パキスタンで48時間それぞれ経験しました。
パキスタンの時はクルーも良くて、パイロット含め10人で丸一日観光をして、次の日は部屋でゆっくり寝て過ごしました。
マレーシア生活:住まい・暮らし
住んでいる場所が空港近くなので、普段の生活がキラキラしてるかっていうとそうではなくて。
近くの小さいモールに行ったり。オフが重なるとシティに行ったりもします。
マレーシアは充実してる国なので楽しい。
他のエアラインのように寮があるわけではないので、自分で好きなところに家を借りて住む形式です。
空港近くに住む人、シティに住む人、中間に住む人。
私は1人で住んでいますが、シェアしてる人も多くて、特に外国人クルーはシェアが多いです。
スワップ制度(勤務の柔軟さ)
スワップ制度は自由に使えます!WhatsApp(こっちのLINEみたいな連絡アプリ)に、アジア全体のスワップグループがあるぐらいで、この日いらないので交換してくれませんか、みたいな連絡が毎日行き交ってます。すごく柔軟です!
日本人クルー比率・日本便
マレーシア人が多く、割合で言うと7割がマレーシア人。外国人クルーは3割ぐらいで、日本・韓国・カザフスタンあたりが外国人クルーです。
日本便は一応2人ぐらいいるのが基本なんですが、私は先月なぜか1回しか日本人が自分以外にいる状況を経験しなくて、日本便なのに日本人1人ということが何度かありました。
オープンデイ(面接)の流れ:当日の雰囲気と質問内容
会場到着〜CVドロップ/身長・ブリッジ
身長、アームリーチ(片手で210cm)のチェックをクリアした人のみ書類提出(CVドロップ)が可能。
1次面接:立ったままの英語インタビュー
- 1対1
- 立ち姿・表情・英語の流暢さを総合的にチェック
- トピックトークでは英語力重視
「CA志望動機を無理に語る必要はない」
「英語で“自然に話せるか”が一番見られている」
グループワーク&英語テスト
- 15分間でプレゼンの準備をし、発表は2分間
- 他のグループが発表している間は、スマホで英語のテスト実施するので充電器は必要
最終面接:1対1
・レジメについてや留学経験についての質問など、5分間で2-3の質問を聞かれる
グルーミング:“エアアジアっぽさ”の作り方
アジアグルーミングが特徴的で、いかにアジアっぽい見た目に近づけるかは直前でできることなので、ぜひできることは全てやっていくことをお勧めします。
カラコン、つけまつげ、チークはありえないぐらいしっかりめがお勧めです。
“足し算足し算メイク”。
髪型
巻くなら“ゆるふわ”じゃなくて、ほぐさずぐるぐるのままカールが残ってるぐらいがエアアジアっぽくなります。
前髪があっても大丈夫です。
髪色
受験時に茶色くても問題ないかと思います。入社後の髪色は自由ですが、髪の長さには規定があります。
雰囲気
ありのままの自分で受かっている方が多いので、日本のCAさんみたいにおしとやかというより、楽しい・明るい雰囲気が重視されてると思いました。
普段元気じゃないキャラでも元気なふりしてみることをお勧めします。
服装(面接当日)
服は完全にリクルートスーツ。黒ジャケット、黒スカート、ストッキングはベージュ。
髪とメイクだけはエアアジアに寄せました。
会場の9割がそんな感じでした。
赤いワンピース、ミニスカートの方もいましたが最終で不合格になっていたので無難にスーツがいいと思います。
靴は高いヒールで行くのをお勧めします。
普段仕事で7センチを履いていますが、トレーニングも7センチを用意して履くように言われていました。
ネイルのチェックはなく、白いネイルでも特に注意はされませんでした。
生活費・福利厚生
生活費
家賃は水道光熱費込みで日本円で約5万円。
食事サポート
会社から1日40リンギット(約1,500円)が支給され、本社や空港で使用可能
副業
副業はOK。
保険
会社の保険制度の加入可能
スタッフチケット
自社便のみ。AirAsia X(KUL拠点)と、AK(短距離側)も利用可能。
契約期間
外国人クルーは2年契約
産休・育休
利用可能
職場の雰囲気・上下関係・キャリア
上下関係
上下関係は緩いと思います。英語だし敬語の概念も少ないので、みんなフランクです。
キャリア
日本人でシニアキャビンクルーになってる方はいます。
昔パーサーだった日本人もいると聞いたこともあります。
現在いない理由は、外国人クルーは2-3年の間に辞めて他の航空会社に行く人が多いからのようです。
男性クルー
男性クルーもエアアジアにはたくさんいます。日本人の男性クルーは7人くらいしかいませんが、パーサーは男性が多いですし、全体の4割くらいは男性です。
日本人の男性はまだ少ないのでチャンスだと思います。
男性はほとんどの人がフライト中は力仕事の多いギャレーのポジションに置かれます。
CA受験時にはレストランで働いた経験などがあるとクルーとしてのイメージをしてもらいやすいかと思います。
仕事で大変な業務(現場のリアル)
フライト中で大変なのはセキュリティチェックです。
機体によって消火器のタイプが違うので、フライト前に“今日は何の機体か”確認してマニュアル読み直しています。まだ慣れてないため緊張します。
ブリーフィングで必ずセーフティに関する質問をされるので、フライトの前日にはマニュアルを読み返しています。
エアアジアの魅力はなんといっても制服のかわいさ!制服に腕を通すと一気に気持ちが引き締まり、背筋が伸びます。
福利厚生のチケットを使って両親がマレーシアまできてくれたり、自分自身も帰りたい時には日本に帰れたりと、CAになってより旅が身近になりました。
入社後のトレーニング
配布されるマニュアルが英語なので、chatGPTを使って日本に翻訳したりしていました。
CA受験中のモチベーション維持(仕事と受験対策の両立)
電車の中でKanaさんの動画を流し聞きをしていました。
座談会は音声だけで楽しめるので「こういうクルーライフいいな」って思いながらきいてモチベーションを上ていました。航空会社のプロモーション動画を見たり、ボーディングミュージック聞いたりもしていました!
最後のメッセージ
AirAsiaは良くも悪くもエアラインらしくない航空会社です。
見た目から入る会社なので、受験時にはいかにエアアジアらしさを出せるかが肝となります。
私もスカイアカデミーに入ってすぐに内定をいただきましたが、自信のなさは捨てて、堂々と自信を持って、メイクはばっちりやってきていただけたら、絶対に大丈夫だと思います。
頑張ってきてください。私も応援しています!
Sky Academyからご案内
Sky Academyには、カタール航空元CAのKanaを含めて、エミレーツ航空CA経験者2名、エティハド航空CA経験者1名の講師が指導しています。
講師のKanaはJALとANAに合格した経験があります。
また大手日系エアラインで10年以上の経験がある講師も在籍しています。
豊富な経験から皆さんを全力でサポートします。
また講座や対策に関するご質問はお気軽に公式LINEよりご連絡ください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
皆さんの挑戦を心より応援しております!
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