【合格者の声】Yさん / ANA(全日本空輸) 合格

今回は、ANA(全日本空輸) 客室乗務員に見事合格されたYさんに、これまでの道のりやレッスンでの学びについて、じっくりお話を伺いました。幼い頃からの夢を諦めず、挑戦を重ねた彼女のストーリーには、これからCAを目指す皆さんにとってきっと役に立つはずです！

ANAのCAになる前の状況について

Q. 客室乗務員を目指したきっかけは？

CAになるのは小さい頃からの夢でした。もう本当に5歳、6歳の頃から「将来はCAになりたい！」ってずっと思っていました。高校は普通の高校で、そこから2年間のエアライン系の専門学校に進学しました。

Q. どんなアルバイト経験がありますか？

本当にいろいろしました（笑）。まずは普通の居酒屋さんで働きましたし、ANAの機内清掃のアルバイトも経験しました。それからハードロックカフェでも働きましたね。たくさんのことを経験してみたくて。

Q. ANAの機内清掃のお仕事、珍しい経験ですよね？

そうなんです。JALさんはアルバイトの募集がなかったんですけど、ANAは機内清掃で募集があって。「これはチャンスだ！」と思って応募しました。CAさんたちの動きを近くで見てみたかったんです。実際に間近でお仕事をされている様子を見ることができて良い経験になりました。

Q. 留学の経験はありますか？

英語が全然ダメで、初めて受けたTOEICは275点。「これじゃダメだ…」と自分でも思って。そこで専門学校1年生の終了後にカナダ・トロントへ11ヶ月間の語学留学に行きました。帰国後はTOEICが600点ちょっとに上がりました。

Q. 留学中の失敗談はありますか？

あります。最初は英語が全然分からなくて、授業中に泣いたこともありましたし、日本人の友達とばかり遊んでしまって、1〜2ヶ月くらい学校に遅刻ばかりしてた時期もあります。もうちょっと真面目にやっていれば…って思いますが、当時は20歳前後だったので楽しくなっちゃって（笑）

Q. 卒業後すぐCAになれたわけではなかったんですよね？

はい。実は2020年にCA受験をしようと思ってたんですが、コロナで募集が止まってしまって…。悩んだ末に新幹線の乗務員として1年ちょっと働きました。その後、貿易にも興味が出てきて、貿易商社に転職しました。

CAを目指したきっかけと英語の勉強

Q. 再びCAを目指すきっかけは？

仕事で海外に行く機会があり、飛行機でCAさんを見た時に「やっぱり私もCAになりたい」と思ったんです。でも同時に「もう諦めるべきかな…」という気持ちもありました。そんな時、小中の同級生に久しぶりに再会して。その子がかなさんの生徒で、キャセイに合格していたんです。そこから紹介してもらって、2024年の頭からCAの就職活動を再開しました。

Q. 面接準備はどんな感じで進めましたか？

2024年の2月〜3月に本格的に始めました。当時は専門学校の内容もほとんど忘れていて、ノートを引っ張り出して復習し直しました。かなさんのレッスンで「話すときの構文」の作り方を教えていただいて、それを徹底的に練習しました。

Q. 面接のどんなところが苦手でしたか？

語彙力がなくて、言いたいことがまとまらずに話が長くなる…。ダラダラと話してしまい質問に答えてる途中で「何聞かれてたっけ？」となることも多かったです。かなさんのレッスンを通してかなり改善されました。面接を受けることには何を聞かれてもパッと答えられるようになっていました。

Q. どのように練習したのですか？

とにかく想定される質問には全て回答を準備しました。かなさんはANAやJALにも合格された経歴があるので、かなさんの過去のレポートを参考にしました。「自分を動物に例えると？」「花に例えると？」といった質問までも全て準備をして練習しました！あとはインスタの投稿も参考にして質問の想定を増やしていました。

またレッスンだけでなく本読むなどもアドバイスもいただき、日本語の使い方や表現方法などを勉強し直すこともしました。そのおかげで苦手だった語彙力も改善することができました。

Q. モチベーションの維持や、マインド面でのアップダウンはありましたか？

ありましたね。特に、4社くらい最終面接まで進んだのに全部不採用だった時は、さすがに落ち込みました。正直、「私にはもう何も残っていない」と思って、本当に自信をなくしました。
それでも、インスタやTikTokでCAの情報を見たり、空港をキャリーケースを持って歩いている自分を想像したりして、気持ちをなんとか立て直していました。
「自分が制服を着て歩いている姿」を何度も何度もイメージすることで、モチベーションを保っていたんです。

Q. その4社の不採用は、短い期間に重なったんですか？

はい、全部一ヶ月くらいの間に最終面接を受けて、そしてひとつずつ「不採用」の通知が来て…。
その最後の不採用通知を受け取った時、「もう本当にダメかも」と思いました。
しかも受けた4社って、全部ANAの関連会社だったんです。その子会社でさえ落ちてるのに、「本体に受かるわけがない」と思ってしまって…。完全に自信をなくしていました。

Q. それでも挑戦しようと思えた理由は？

とりあえず、どんな状況でも受ける。それが自分の可能性を広げるって信じてました。
やっぱり、一社しか受けてない人と、どんどん挑戦する人では、チャンスの数が違いますよね。
だから私は、気持ちを切り替えて、何があっても受け続けると決めていました。
ANAに合格した瞬間は本当に泣きました。

Q. かなさんのレッスンで良かったことは？

話しの構文、ESの作り方、面接の答え方など全部です。それに、過去の受験レポートをたくさん共有してくださって。

かなさんの生徒さんたちとのつながりもすごく励みになりました。今は外資で活躍している友人とも仲良くなって、カフェで「絶対に今年中にはCAになろうね」って励ましあったり。社会人になって新しい友達ってなかなかできないので、それも本当に良かったです。

ANAのCAになってみて…

Q. ANAで働いてみて感じた魅力は？

福利厚生がすごくいいんです。例えば有給が入社してたった3ヶ月で29日ももらえたことには驚きました。それに、班長さんと相談すれば機種の資格取得や地上業務への異動など、自分のキャリアも柔軟に考えられます。トレーニングも無事終えて、フライトしていますが、毎日すごく楽しいです！

やはりお客さまから笑顔で「ありがとうございました」と言われると嬉しいです！

これからCAを目指す方に

Q. CAを目指している方へのアドバイス

CA受験はハードルが高く感じてしまいそもそも挑戦することを躊躇ってしまいがちですがまずは挑戦してみることが大切だなと実際に自分が経験してみて思いました！

あとは笑顔が1番大切なので扉が開く直前から閉まる直前まで自分の中の1番の笑顔で臨んでください！

Q. CAを目指している方へのメッセージ

今はしんどくて大変かもしれませんが頑張った先には必ず幸せな未来が待ってます！！

CAを目指す全ての人の夢が叶いますように！

空はとても魅力的です！ぜひ一緒に世界中の空を飛びましょう✈︎

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